今日は夏休み最終日、降水確率は40%と怪しい予報でしたが、タンデムで出かけることにしました。 浜田道の瑞穂ICで降りて県道5号に入ります。目的地は「都川の棚田」。113号に左折し少し走ると湧水がありました。冷たくて甘い。
こんな人気のない山の中に棚田があるのだろうか…と不安に思いながら走って行くと、忽然と現われました ↓
きれいに組まれた石垣の棚田です。鳥取城の石垣造りの技術が使われているそう。地元の保存会の方々が一生懸命守っているようです。 車通りのない緑に囲まれた快適な道を進み、集落に出たところで県道114号に入ります。お昼ごはんに八幡湿原の「かりお茶屋」を目指します。
ネイチャーセンターの隣に併設されている食堂でした。地元のお母さんお父さんたちがお盆休みの混雑に大忙しでお店を切り盛りしています。 『天ぷらぶっかけうどん』と『豚丼』(←北海道みたい)を頼みました。お品書きには、丁寧に作った自家製の「かえし」を使っています、とあります。楽しみ~(^^) 大きな豚バラがドデンと載っています。「ほんとおいしー!」と夫。かっ込んでました。ぶっかけの天ぷらも揚げたてで、おつゆもとてもおいしかったです◎
この地域は、自然保護に力を入れています。湿原が広がります。きっと春にはたくさんの花が咲き乱れるのでしょう。のんびりと緑を感じながら走れる素晴らしい道です。県道307号線から国道191に入り匹見峡の道の駅で一休み。ここは本当はお味噌が美味しいのだけど売り切れ。この道の駅で再度県道307号線に左折し匹見峡に向かいます。旧道に入り匹見川沿いに走れば、まあ本当に美しい渓谷。皆泳いでいます。次回は絶対水着を持ってくるべきです!

匹見峡の奇岩絶壁清流を堪能した後は国道488号線に合流します。ここが今回のお題にもある「酷道」なのです。道の合流点には「広島に行くには“戻って”国道191をご利用ください」との国交省の看板が。「もどれ?はあ?」。後で気づくこの看板の意味。
きっとたぶん景色は良いのです。ブナ林を抜ける道は爽快なはずなのです。ところが、道幅が狭くガードレールがないのはいいとして、道の真ん中が苔に覆われているのです。ちょっと足を出してみると雪道以上に滑る!それを避けようとわだちの右に寄れば崖からの落石、左に寄れば絶壁と、もうどうしようもなく走れない道です。オフ車だから、オン車だからという問題ではなく、せっかくの美しい森林の景色は全く覚えておらず、道の真ん中の苔しか見ていなかったような-----峠(三坂峠;広島、島根の県境)の標高は1000 m近くあり、1時間以上かかって到着。広島側に入れば結構走りやすかったです(それ以前に比べれば)。ちょっと凄すぎてお勧めできない国道でした。

それでも、疲れきってバイクを止めればこのブナ林。まるで新緑のような鮮やかな緑です。

酷道が終われば中国自動車道の吉和ICはすぐそこ。ウチまでビューんと1時間でした。
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