2010年5月16日日曜日

トンカラリン

5月のとある快晴の日曜日、近いがゆえに伸ばし延ばしになっていた古代信仰遺跡「トンカラリン」探検に行くことにしました( 大埼上島、下島、タンデムのろのろツーリング も参照)。悪路らしいからセローで。

東広島駅から蚊無峠を越え、安芸津に向かいます。どこも田植えで忙しそう。途中で県道32号線を左折します(荒谷洋瓦さんの看板が出ているところ)。そのまま道なりに細い舗装道路を進みますが行けども行けどもそれらしき遺跡は無く-----

20分くらいは進んだでしょうか。へえ、こんな山奥にも小さな棚田があるんですね。
途中、農作業中の方に道を聞くと「トンカラリンは、もっとふもとの道を右に行く」とのこと。このままいくと竹原に出るらしい(えー、この細い道はいくつ山越えるの!)

いったん山を降り、県道から折れて間もなく現れるY字路を今度は右に行く。ああ、確かに洋瓦屋さんの工場があります。この工場の目の前のY字路を左に行くと、ありました、トンカラリンの案内板が。それによると「軽自動車ならいける。奥に転回場もある」とのことですが、道はこんな感じ(↓)。無理では---- 未舗装路になって間もなく右手にトンカラリンがありました。草に埋もれている。
どうやら、竪穴と横穴が奥で接続しているらしい。7世紀(!)頃つくられた、新羅を経由してもたらされた古代信仰の遺構らしいのですが、看板によると竪穴は龍神、横穴は白虎の住処で、それぞれが奥で接続するというもの(いま壁画公開で話題の、キトラ古墳と同じ配置ですね)。そしてそれを潜り抜けると厄落としの御利益があるらしい。なんかすごい!どうして観光地として、そして学術ソースとして、こんなにも朽ち果てちゃっているの? ともかく入口(本来ここは出口らしいけど)に行ってみる。ええ!ほとんど狸の穴。なんかいやだなあ。躊躇していると妻がさっさと入っていく----
奥は膝をついて進む感じ。いやー、一人なら絶対入らない。地震が起きたら崩れるよ----カビ臭いし----。変なコオロギみたいな虫もたくさんいる。でも妻はどんどん進む。
「びゃー!」と妻の悲鳴。こちらもびっくりして思わずひき返す。しこたま天井に頭をぶつける。なんなんだ!-----コウモリがいてびっくりしたらしい。
18 m進んで(看板によると)竜神の竪穴に到着。ここを垂直に登るのも結構きつい。
太った人はたぶん出れない。
いやー、なかなかすごい遺構でした。同じような、もっと大規模なものが熊本にもあるらしい。7世紀の古代信仰遺構がこんな近くにあって、お手軽に見学できるとは-----東広島、奥深し。

探検気分冷めやらぬ我々は、トンカラリン横の林道をさらに奥に進んじゃう。途中からセローでも行けないような道になり、それでも何ら登山道らしき、いや、もっと怪しい(この時、頭は完全に"川口探検隊"モードになっている)道が山奥に進んでいる。行かねば-----。

なに!この石垣は!山城の遺跡ですか! このような石垣が連なる川沿いの道を進む。うーむ、どの石垣の出来はすばらしいのですが、どうやら非常に古い「棚田」の跡のようです。それにしたって、この連なる棚田はどう見ても「隠し田圃」。
道なき道(というか藪)を1時間以上も進む。藪に埋もれながら、立派な石垣の跡が続きます。これらがみな棚田だったとして、その田んぼが生きていた時代にはどれだけ壮観だったことだろうと昔に思いを馳せます。


川の向こうに大規模な土塁が。この上流側は大きな窪地になっていて、川の水をいったん溜める構造になっているようです。 この土塁の下流側の中央には、なんとまたもやトンカラリンらしき横穴が!いえ、これは土塁の「放水口」でした。うーん、トンカラリンとほとんど同じ作り。これをみると、トンカラリンは、実は放水溝だったのでは---なんていうつまらない解釈が頭をよぎる。
それにしてもですよ!。このクソ山奥に、本当にち密に石を組んだ棚田や、そこに川の水を導く用水溝が作り上げられているのです。いったいいつの時代のものか知りませんが、ほとんど古代信仰に等しい労力のかけ具合です。昔の人ってすごいですね------
下山後は、安芸津のじゃがいも屋さんに寄る。今日はポテトサラダ(NHK男の食彩のレシピで)をつくって、ビールで乾杯。遺跡話で盛り上がりそうだ。

2010年2月21日日曜日

プチプチつーりんぐ

北国東広島はまだ冬。今朝なんて-3℃。それでも今日は快晴。お昼くらいには気温も上がってきました。町内会の懇親会も12時半には終わり、班長さんとしてのお役目も終わったので、それこそ半年ぶりくらいにバイクを納屋から引き出します。

あまりに久しぶりで、気の乗らなさそうな妻ですが、「バイクは若さ維持の秘訣だよ」とかなんとかいって無理やりツーリング開始。行先は----久しぶりだからプチプチツーリングにして、まあとりあえず海に行こう、ってな感じ。

そうなると、お決まりのコースは、我が家から蚊無峠を越え、安芸津から10分で着いちゃう大芝島。瀬戸内海としては珍しく無料の橋を渡り、島めぐり気分にひたれます。
この島は朝市と柑橘類栽培が有名です。島の南側からは、穏やかな瀬戸内海に浮かぶ小芝島が望めます。かわいいハート形。ありゃ、さくら(モモ?)咲いてる!
記念撮影の後は本州にもどり(って、この本州という言葉をいちいち実感できるのが瀬戸内海生活の素晴らしいところです)、安芸津に戻る途中の農協直売所に寄ります。ここは午後3時に閉まるから、実はあまり来たことない。うわ、かんきつかんきつかんきつ!
「ばんぺいゆ」買うし----。ライダーが買うかんきつじゃない!タマゴもさあ-----。しかしこの卵、純国産鶏から採れた卵なのです!買うべし(一般的な卵用の親鳥はみな外国産)
その手前は竹で編んだ小さなかご;200円。作るのにぜったいに1時間はかかるよなあ。時給200円でいいんですか?くらいに申し訳ない安さ。
他に、定番の手作り奈良漬け、ほうれんそう(スーパーでの1把の1.5倍量で¥100)を購入。
安芸津から竹原に向かいます。って言ったって、たった10km。竹原の町並み保存地区はお雛様祭りの真っ最中。どのおうちにも年代物のお雛様たちがお目見えしています。
隣で竹細工品を販売していたので、竹のお箸を購入。余計なことを妻が訊く;「これはここで作ったんですか?」 600円という値段、きっと中国製だろうに困る質問を…と思っていたら、「竹は九州のものですがこちらで加工した物です。純国産ですので、安心してお使いください」とのこと。すばらしい。
私も目的はお酒-----竹鶴酒造です。ニッカウィスキー創業者竹鶴さんの生家。創業享保18年。

杉玉はちょっと茶けていますが、ところどころ緑色の杉の葉がのぞきます。酒飲みには嬉しい新酒の時期。


竹鶴さんのお酒は、ほとんどが広島産の酒造好適米を使い、活性炭ろ過などしない昔ながらの山吹色のお酒。

私のお目当ては、実は新酒ではなくて熟成酒です。この本店の直売所にも並んでいないのだけれど、「あのお、12年お願いします」というと奥からこっそりと持ってきてくれます。これは平成12年酒造。ということは10年寝かせた古酒なのです。買う時に「色が付いていますし、ひね香も強いですがよろしいですか?」と必ず聞かれる。その強い色と香りが楽しみなのだから、こちらとしては「?」という質問なのですが、どうも日本酒=新酒という図式の人からは、「こんなヒネた酒が飲めるか!」というクレームが来るらしい。私としては、普通の日本酒のうまい、まずい、高い、安い、などは、はっきり言って全くわからず。逆に醸造用アルコールと糖類を入れまくった酒がおいしく感じちゃう。でもこの12年の強く豊饒な香りは誰でもわかると思う。ついでのこの時期しか楽しめない「にごり酒」も買っちゃう。にごり酒にありがちな「ドーン」という重みではなく、乳酸発酵の軽やかな口当たり。でも竹鶴のお酒の香りがする(この独特の香りは私にもわかる)。


お酒買っちゃうともう帰りたくなってしまう。えと、全行程は69km。ツーリングと言って良いかはばかられるほどのプチプチツーリング。でも庭先範囲にこんな豊かな景色と文化が広がる東広島に感謝。

2009年12月13日日曜日

BMW カレンダー

今年も残すところあとわずか。BMW Motorradの卓上カレンダーはいかがでしょうか。
「Unstoppable」----止まることができない---ってな意味でしょうか、二匹のチーターを連れたかなり鋭い眼光のお姉さんのオープニングで始まるこのカレンダー。
おおとりの12月の絵は、うって変ってこんな感じ-----

霧雨にけぶる四万十川の沈下橋。その中央、F800Fにまたがるライダーの写真。そう、妻なのです。色々あって、我々のツーリングスナップがカレンダーに使われることになったのです。2010年の12月が待ち遠しいな!

2009年10月25日日曜日

出雲大社

天気予報とは裏腹に、今日はどんより曇り。でも町内の集まりから逃げるためにもどこかに行かなければ----ということで、ついに、突然、あの出雲大社に出かけることになりました。10月は神無月。全国から神様がいなくなり、出雲大社で神様サミットが開かれます。えーっと、旧暦の10月だから本当は11月なのかな?まあ気の早い神様はもうお向かいになっている最中でしょうから、私も「かみさん」をリアシートにのせて向かいましょう。

三次までいつものR375。そこから国道52に折れて快走します。おーっと、頓原でおいしそうなお蕎麦屋さんを発見。店のはす向かいには「石臼引き」の工場まである。まだ10時だけど寒いし(10℃切っている!)朝食もまだだから、ここでお蕎麦休憩。

私が注文した「つけ鴨」。通はざるやもりなのでしょうが、それじゃあやっぱりさみしい。温かい濃厚なだし汁はうれしいし、むしろ冷たいお蕎麦を引き立てる気がします。石臼引きで1200円也。付け合わせの「頓原漬」がすごくおいしく、お土産に所望します。妻は「山菜蕎麦(温)」を注文。これが意外にも、蕎麦がどんぶりの中のゆで汁に浸かっていて、これにお好みで出汁をかける-----うーん初めて。
とくに印象深い出来事もなく、あっさり出雲大社の門前町に到着。巨大なコンクリートの鳥居。威風堂々。
前のブログにも書きましたが、なぜか日本書紀をよく覚えておらず(妻も;我々の年代が受けた教育のせいかな?)、えー、スサノオノミコト--だっけ?という感じで、ウサギは「イナバノシロウサギ-----??」。妻は「けっこう太っていたんだね」と場違いの感想。
たぶん出雲大社を訪れる参拝者の全員が楽しみにしている、巨大なしめなわ(これも”シメナワ”でいいのかなあ)。あれ、意外と小さいね。
さっき訪れたのは仮拝殿で、大きい縄で有名なのは神楽殿のこちらでした。大きーい。みな一生懸命硬貨を刺そうと投げている。我々は当然やらず。
ここがサミット時のヤオロズの神様の宿泊施設だそうです。妻が「せまくて汚いね」と、またどうでもいい感想を述べる。
はじめて知りましたが、出雲大社は「ご縁」の総本山らしく(本山って言わないのかなあ;なぜ神社関係に関してこんなに知識がないのか!?)、若き二人連れの女性が多い。いまや、草食系男子とか言って、男性は女性に声をかけられるのを待つらしく、「そんなハシタナイことはできません」という”普通の”女性は男性と知り合う機会が減っちゃっているらしいです。

いやー、ここまで書いていて読み直すと、本当に罰当たりな記述が並んでいます。ちょっと反省して古事記や日本書紀を勉強せねば。


これは「ぜんざい」。どうも「神在」が訛っての、元祖発祥の地らしいです。向こうにピンボケで写っているのは玄米五目御飯のライスコロッケ。ちょっとお高めだったけど美味しかった。
出雲大社よりももっと印象に残ったのが、旧国鉄の「大社駅」跡。誰もいません(だから好印象なのか----)。R100RSはこういう重厚な建物によく合う、と自画自賛。

贅の限りをつくした建物。ひとっけの無い駅舎内で80年前の、さぞかし賑やかりし時代に思いを馳せてみる。
妻もホームで。でも赤いジャケットが合わないね。動くことのないD51は、線路の先にのびる今や道路を見ている。銀河鉄道の始発駅ってこんな感じかな。

ところ変わって、日御碕灯台です。ここに来るまでの道程は、ライダーの集まってくる所らしい。ツナギを着た人たちとたくさんすれ違う。
楽しいワインディングときれいな海が続く道。

この灯台は1900年ころにできたそう。総石造り、一等灯台。そんな昔に、こんなに大きな灯台を、石を運んで…どんなに大変な工事だったろう。
などと思い馳せながら、入場料がかかることに気付き、外よりじっくり眺めます。

灯台から駐車場への帰り道、ふと目にとまった木工品のお店。ふらふらと引き寄せられるように入って行く。「汐や」さん。木の温かみを生かした、ただ丸く削られたかわいい木が並んでいる。…!!ちょうど立ち上がっているクリップが欲しかったのだけど、これは売り物では無いらしい。値札を掲げるクリップ。でもこれが欲しい。奥で轆轤を回して作業中のご店主を呼ぶ。「あの・・・売り物ではなさそうですが、これ欲しいんですけど」
「これでいいんですか??」と、丁寧に埃をぬぐって包装してくれます。材質はアオタボだそう。

今は私の職場の机の上で、「2階にいます」などと所在を掲げてくれています。その右は大社名物「來間屋生姜糖」。特に味は期待せず記念に買ってみただけ。ところが、これが絶品!生姜味の砂糖の塊ではなく、砂糖の甘みと香りのする生姜という感じ。

以上、文章からも想像できるかもしれませんが、なんとなくグダグダの脱力ツーリングでした。

2009年9月13日日曜日

収穫の秋:神石広域農道

秋晴れの日曜日、「おっ、今日は涼しいし天気も良いからツーリングに行く?」てな感じで、目的地を神石高原広域農道に設定。
山陽道で福山東ICまで走ります。R182を北上、ぐんぐん標高を上げます。

この道は有名なツーリングルートなのか、福山ナンバーのライダー達がたくさん走っています。はじめて訪れる道の駅、「さんわ182ステーション」で小休憩。
前にも書きましたが、私は餅フリーク(甘納豆フリークでもある)。見て!この豊かな餅のバリエーション。当然杵つき。モチ粉製ではない(広島はモチ粉製が氾濫していて、これがちょっと残念)。

買い物客でごった返す店内。モチだけではなく、漬物、味噌類の充実度も素晴らしい(野菜・果物は当然)。戦果は最後に。
まだ11時前だというのに、昼食時の混雑を避けてお昼を取っちゃいましょう。道の駅の食堂。私は牛丼と、神石高原特製さしみこんにゃく・野菜の煮物。向こうに小さく写るのは、妻が頼んだ「シャモ手羽元入り特製カレー」。懐かしい味でおいしかったです。

R182は、奥出雲おろちループに向かうと思わしきライダー達で賑わっていますが、我々は、ふふん、途中で農道に入っちゃいます。油木の市街の手前で「広域農道」の看板に従って左折。神石広域農道の始まり。すぐに福桝川上空100mに架かる橋にかかります。本当はここで記念撮影したかったのですが、何やら雑誌編集関係風のライダー集団が写真撮影していたので、我々はご遠慮。それでも交通量ゼロの快適な道を二人じめの幸せに浸りながらゆっくりと走ります。幸せもつかの間、農道は10分で終わり。県道25号にぶつかり、これを南下します。このまま行っちゃうと上下の街ですが、それじゃつまらないので、覚悟のうえ県道414号を西進します。はい、中国地方お約束の400番第県道です。道の真ん中の苔、絶壁、落石です。いや、これでいいのです。そのハードな道のりの後、突然開けた視界。黄金の大地、青い空。県道414号(これは良い道)にぶつかり、南下。国道432を右折すれば、本日二つ目の道の駅「リストアステーション」です。
小規模な売店ですが、領家の町にはなかなかこだわりの人たちが多く在住と見え、自家製天然酵母パンや20年物の日本酒の古酒などが売られています。うーん、この古酒は本当においしそうだったなあ(名前は失念)。20年の熟成の末、メイラード反応によりもはや深い琥珀色。今回は予算的に手が出なかったけど、次回はきっと。今回はその代りに天然酵母パンのイチジクパンを購入します。その製造元「ル・サンク」さんのパンフレットに見入る妻。
小さくとも(11 cm直径くらい)堂々240 gのこのパン。普通のパン一斤と同じ小麦粉を使っているということですね(小麦粉は国内産)。天然酵母も、自家採集・培養の本当の天然酵母らしい(巷には工業的に培養した「天然酵母」が売られているからなあ)。帰ってビールのおつまみになりそうなくらいぎっちり充実のパンのようです。
はい、そのあとは国道432号をひたすら南下。あー、あちこち黄金の風景、青い空、白い雲、どことなくキリっと引き締まり始めた空気。きもちいー。これを味わいたくてバイクに乗るのです!

以下は「さんわ」の道の駅の戦果。上・右から順に;火起こし竹(これってこういう構造になっていたのね!)、肥松(火つけの松)、つまようじ入れ(きっと古い着物の再利用品)、奈良漬(我が家のお約束)、焼き肉のたれ(中辛とゆず;来週BBQをやるからね)、にんにく味噌(今晩のおかず)、杵つきのアン入りモチ、ジャガイモ、こうじ漬。

2009年8月16日日曜日

匹見峡のち酷道

今日は夏休み最終日、降水確率は40%と怪しい予報でしたが、タンデムで出かけることにしました。 浜田道の瑞穂ICで降りて県道5号に入ります。目的地は「都川の棚田」。113号に左折し少し走ると湧水がありました。冷たくて甘い。
こんな人気のない山の中に棚田があるのだろうか…と不安に思いながら走って行くと、忽然と現われました ↓

きれいに組まれた石垣の棚田です。鳥取城の石垣造りの技術が使われているそう。地元の保存会の方々が一生懸命守っているようです。 車通りのない緑に囲まれた快適な道を進み、集落に出たところで県道114号に入ります。お昼ごはんに八幡湿原の「かりお茶屋」を目指します。 ネイチャーセンターの隣に併設されている食堂でした。地元のお母さんお父さんたちがお盆休みの混雑に大忙しでお店を切り盛りしています。 『天ぷらぶっかけうどん』と『豚丼』(←北海道みたい)を頼みました。お品書きには、丁寧に作った自家製の「かえし」を使っています、とあります。楽しみ~(^^) 大きな豚バラがドデンと載っています。「ほんとおいしー!」と夫。かっ込んでました。ぶっかけの天ぷらも揚げたてで、おつゆもとてもおいしかったです◎ この地域は、自然保護に力を入れています。湿原が広がります。きっと春にはたくさんの花が咲き乱れるのでしょう。のんびりと緑を感じながら走れる素晴らしい道です。

県道307号線から国道191に入り匹見峡の道の駅で一休み。ここは本当はお味噌が美味しいのだけど売り切れ。この道の駅で再度県道307号線に左折し匹見峡に向かいます。旧道に入り匹見川沿いに走れば、まあ本当に美しい渓谷。皆泳いでいます。次回は絶対水着を持ってくるべきです!

匹見峡の奇岩絶壁清流を堪能した後は国道488号線に合流します。ここが今回のお題にもある「酷道」なのです。道の合流点には「広島に行くには“戻って”国道191をご利用ください」との国交省の看板が。「もどれ?はあ?」。後で気づくこの看板の意味。

きっとたぶん景色は良いのです。ブナ林を抜ける道は爽快なはずなのです。ところが、道幅が狭くガードレールがないのはいいとして、道の真ん中が苔に覆われているのです。ちょっと足を出してみると雪道以上に滑る!それを避けようとわだちの右に寄れば崖からの落石、左に寄れば絶壁と、もうどうしようもなく走れない道です。オフ車だから、オン車だからという問題ではなく、せっかくの美しい森林の景色は全く覚えておらず、道の真ん中の苔しか見ていなかったような-----峠(三坂峠;広島、島根の県境)の標高は1000 m近くあり、1時間以上かかって到着。広島側に入れば結構走りやすかったです(それ以前に比べれば)。ちょっと凄すぎてお勧めできない国道でした。それでも、疲れきってバイクを止めればこのブナ林。まるで新緑のような鮮やかな緑です。
酷道が終われば中国自動車道の吉和ICはすぐそこ。ウチまでビューんと1時間でした。