土曜日は雨でツーリングはキャンセル。仕事をしていました。日曜日はうって変わってよい天気。午後に妻のF800を広島市内のバイク屋に預ける関係で、北広島方面に軽くツーリングに行くことにしました。おお、そういえば北広島には全国的に有名なお蕎麦屋さんがあると言う話を思い出し、そこを目的地に選定。お蕎麦屋さんの名前は「達磨」。蕎麦打ちには一家言お持ちのご主人が山梨から広島に移り住んで開いたお店のようです。
8:30に出発。先週苦労して直したR100RSのセルモーターはストレス無い音を発てて回ります。途中で壊れないかな?
いつものR375を北上。及美で県道29に入ります。田んぼの一部はもうすぐ収穫らしく、金色の絨毯の様。日本人の心の琴線に触れる風景です。

雨がぽつぽつ。道の駅「舞ロード千代田」で雨宿り。妻がお米を見ている。カルガモちゃんのお米。「何キロくらいならバイクに積める?」とか聞いてくる。うーん10kgはやめて欲しい。

それ以外にもポン酢や広島産カキ100%のオイスターソースとか購入。サイドケースが大きいとはいえ、やっぱり積むのに苦労する(容積と言うより左右のバランス)

千代田からR433に入ります。千代田って、お米と蕎麦と神楽が有名みたい。岩手みたいだな。今年の年末は神楽を見に来たい。夜通し演じるやつを。ここら辺は分水嶺。でも陰陽分水嶺って変な感じ。標高も高く、気温は22℃!寒い!

11時くらいにお蕎麦屋さんに到着。ネットでお蕎麦屋さんを検索している時に、「すごい辺ぴな場所で、わかりにくい」というコメントが多かったけど、我々はいつもこんな山奥の細道を走っているから特に迷うことも無く到着。竹やぶの石段を上がり、期待は高まります。

その上にあるお店(というか、基本は蕎麦打ち道場らしい)は大変立派。店内も照明を落とした落ち着いた雰囲気。お品書きは無く、盛り蕎麦のみ。何枚ですか?と聞かれるがとりあえず一人一枚づつ。ツユと薬味前にしばし待つ。

蕎麦とご対面。田舎蕎麦ではなく白い蕎麦。つやつやしている。

うーん。コシがあって、蕎麦の香りが強くておいしい!当然もう一枚づつ食べる。ツユも鰹節の味が濃厚で、ちょっと甘め
(私は甘くは感じなかった。広島としては全く砂糖を感じない味付け。 ※注:青字は妻が記入)でおいしい。これくらい出汁と甘みがあったほうが醤油のとげとげしさが無くなって、お蕎麦には合うのだろうね。でも値段を知らずに注文していて、ちょっと不安。東京みたいに蕎麦1200円とかだったら、これで5000円弱だよ!(汗)。っと、杞憂でした。一枚700円。自家栽培、自家製粉、自家製麺でこの値段。 蕎麦って、はっきり言って「おいしー!」と言うものではなく、「なんとなくおいしい」という食べ物で、むしろ、蕎麦にまつわる粋な世界が魅力的なんだと思う。これだけの労力をかけた蕎麦が700円。粋ですね。

お店の外の湧き水。冷たい。いい蕎麦にはいい水、っていうことですね。

ここから話しは飛んで、バイク屋に妻のF800を預けて
(1年点検です)、帰りは代車を借りたんだけど、妻にR100RSを運転させちゃう。

そして、僕が代車を運転。違うバイクは面白い。
今日の走行距離は200kmくらい。短い時間で、異なる文化の地域を楽しむことができました。満腹で帰宅しましたが、夫は「小腹が空いた」と、近くのスーパーに時々出店するたこ焼き屋さん(でも、名前は『たまご屋』、わたしのお気に入り)にそのままバイクで買出しに出掛けていきました。

代車として借りてきたこのバイク、タンクに大きな物入れが付いていて、たこ焼きはそこに入って来ました。
私は、2個いただきました。お腹いっぱい。
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